ジャコメッティのアートとジーン

以前ご紹介した我が家のリビングの絵。

彫刻家として有名な
ジャコメッティのデッサン画ですが。

このデッサンそのものが好き
というよりは、
アルベルト・ジャコメッティという
アーティストが好きデス。

実際、ポスターは
何を飾ろうか

色々迷ったし。

この方のオモシロイところを書くと
ものすごく長くなっちゃうので。

今回は、好きになったきっかけの
彫刻の話を。

この、「犬」という彫刻。

雨の中、おなかをすかせて
とぼとぼ歩く痩せた野良犬の姿を
孤独な自分に重ねたのだそうです。

最初見た時は
ものすごく悲し気で
痩せて寂しそうに見えた犬。

でも、ある時。
まだ、生きることを諦めず
鼻先を上にあげて
エサを探しているように見えたら。

朝日の中、自由を謳歌して
闊歩しているようにも思えて。

だから、私にとっては
雨の中の痩せた孤独な犬ではなく。

あきらめず
たくましく生き抜くことの
象徴に思えるようになりました。

我が家にも、そんなワンコが。

何年も閉じ込められ
外に出たこともなく
ただ、子犬を産まされ。

我が家に来たばかりの頃は
表情も筋肉もなく、歯もボロボロで。
痩せて腐敗臭がしていたけれど。
たくましく生きてきた。

初めて海に連れて行った日
もしかしたら
緊張していたのかもしれないけど。

潮風に吹かれて
笑っているように見えたジーン。

なぜか、「犬」を見ると
ジーンのこの表情を思い出します。

今日、残した歯も
数本抜かねばならなくなって。
抜歯手術をしてるジーン。

どうか
無事に終わりますように。

◆読んだよ！のクリック
ウレシイです。ありがとう(*´ω`*)↓

◆You may also like◆

↑読者登録もよろしく